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LEDポジションマーク 11

フレット打ち込み・機能追加

LEDの点灯パターンを追加することにした。

これまでの点灯パターンは、

LEDが端から順に点灯したり、全LEDが点滅するパターンだったが、

今回追加するのは、押さえたフレット部分のLEDが点灯する機能。

この機能を実現するには、フレットをスイッチもしくはセンサーとして利用する必要がある。

そのため、フレットにリード線を取り付ける穴を開けておく。

フレット溝の真ん中あたりに、小さな穴が存在するのが見えるだろうか。

指板裏側から見ると、こうなっている。

この穴からリード線をフレットに接続する。

肝心の制御方法だが、最初に思いついたのは、

人体の静電容量を利用し、フレットをタッチセンサーとして機能させる方法。

しかし、この方法は、Arduinoのインプット端子を大量に使うし、

確実に動作するか、怪しいと思われる。

そこで、オーソドックスに弦アースを利用する事にした。

この方法は、他の方々が行っているので確実ではある。

制御方法・配線等は、全てがうまく動作したら、

いずれ詳しく説明したいと思っている。

裏側からリード線を差し込んでから、フレットを打ち込む。

いつも通りフレットを打つ前に、

指板エッジの面取りをしておく。

リード線と各フレットが導通しているか、確認しながらの作業となるため、

従来のフレット打ち込み作業より時間がかかってしまった。