フレット打ち込み・機能追加
LEDの点灯パターンを追加することにした。
これまでの点灯パターンは、
LEDが端から順に点灯したり、全LEDが点滅するパターンだったが、
今回追加するのは、押さえたフレット部分のLEDが点灯する機能。
この機能を実現するには、フレットをスイッチもしくはセンサーとして利用する必要がある。
そのため、フレットにリード線を取り付ける穴を開けておく。
フレット溝の真ん中あたりに、小さな穴が存在するのが見えるだろうか。
指板裏側から見ると、こうなっている。
この穴からリード線をフレットに接続する。
肝心の制御方法だが、最初に思いついたのは、
人体の静電容量を利用し、フレットをタッチセンサーとして機能させる方法。
しかし、この方法は、Arduinoのインプット端子を大量に使うし、
確実に動作するか、怪しいと思われる。
そこで、オーソドックスに弦アースを利用する事にした。
この方法は、他の方々が行っているので確実ではある。
制御方法・配線等は、全てがうまく動作したら、
いずれ詳しく説明したいと思っている。
裏側からリード線を差し込んでから、フレットを打ち込む。
いつも通りフレットを打つ前に、
指板エッジの面取りをしておく。
リード線と各フレットが導通しているか、確認しながらの作業となるため、
従来のフレット打ち込み作業より時間がかかってしまった。