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キルトSSHギター製作 3

トップ材余白部切り取り・ドロップトップスリット加工

今回使用するキルト材は、長さが565mmあるので、

余白部分をヘッドトップに使用できそうだ。

ヘッドトップとボディトップを作図入力して,

問題ないか確認する。

余白部分の切り取りを終えた図。

ヘッドトップに貼るための材は確保できた。

5mm厚のトップキルト材は、

エルボー部分で曲げながらボディ本体に接着しなければならない。

無理なくエルボー部分を曲げるため、トップ材の裏側にスリット加工をする。

そのためのNCプログラム作成するには、スリット位置をCADで作図する必要がある。

適当にスリットを入れる訳にはいかないので、

位置と角度を決めていく。

エルボー部分を平面展開し、その内側にスリットを配置。

トップ材が5mmあるので、トップ裏側のスリット加工は必須。

スリットの幅や深さは、

7〜8年前にYouTubeで見た

TomAndersonFactoryTourを参考にし、

試行錯誤して、現在の形状・位置・寸法になった。