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ケーラートレモロ

80年代中頃、フロイドローズトレモロと人気を2分?していたケーラートレモロ。

最近はあまり見かけなくなった。

当方で唯一、新品として残っている一台。アーチトップ用。

左がアーチトップ用で、右がフラットトップ用。

右は80年代当時のもので、かなり使い込んだ。

気に入って使っていた理由は、

サドルピッチを自由に変えられる点。

プラスネジのテールピース側にある六角ネジを緩めると、サドルがスライドする。

6弦、1弦が弦落ちしない位置にスライドさせ固定し、残りのサドルを均等に配置すれば良い。

また、テールピース部分が可動のため、オクターブチューニングも合わせやすい。

裏から見た図。他のトレモロユニットより、ボディを掘り込む量が少なくて済む。

アーミングアクションは軽くてスムーズ。アップは3弦2音アップも可能。

ローラー部等の可動部に、潤滑剤を、こまめにつける必要があるが、

このスムーズさは、他のユニットでは得られない。

時、サステインがフロイドローズより劣ると言われたが、自分は全く遜色ないと思っている。

だがしかし、1、2、3のプレーン弦が、やたら切れ易い。

新品の弦でも大きくダウン・アップを繰り返すとすぐに切れてしまう。

実際は、切れるというより、弦のボールエンド部の捻っている部分が、ほどける感じ。

そこで、1、2、3弦のボールエンド部の捻っている部分に、

ハンダを流し込んで、補強していた。

こうする事で、弦切れが、格段に減る。

80年代当時、ケーラーを入手しようと思ったのは、AutographのSteveLynchを聴いたから。

派手なタッピングを売りに、アーミング、フィンガリング、リズムもタイトで強烈だった。

他にも、DefLeppardのPhilCollen,SteveClark,元UFOのAtomicTommyM,

RacerX時代のPaulGilbert,BruceBullet等も使用していた。

入手困難かもしれませんが、是非一度、試して頂きたいトレモロユニットです。