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スペシャルFV製作 9

フレット一次すり合わせ

仕上げ塗装を行う前に音出して、細部の確認をする。

その前に一旦フレットのすり合わせを行う。

今回はメイプル指板で汚れ易い。

作業中の汚れ防止のため、クリアーを軽くかけておく。

ボディの加工が、まだ済んでいないため、

プロト1号機のボディにネックを取り付け、パーツを搭載。

弦を張りチューニング。

この際、ネックの状態を確認し、必要ならばロッド調整を行う。

すり合わせ治具に固定し、ダイアルゲージの数値を記録。

数種類のパッド、スコヤ、ストレートエッジを使い、すり合わせ。

フレットヤスリで丸めたあと、フレットを磨いて終了。

仕上げ塗装の後に、もう一度すり合わせを行うのだが、

その際は、軽いすり合わせで終わるケースがほとんど。

軽くクリアを掛けただけだが、指板の杢もクッキリ際立ち、

インレイもハッキリ見えてイイ感じになってきた。