· 

ピックアップ配線QIコネクタ

ギタリストYOSHIKI氏の提案で、

ピックアップの交換・変更を容易にするため、コネクタを試してみることにした。

使用するコネクタは、QIコネクタ。

画像の様に、端子数の違う4種類のソケットを入手。

ソケットは、オス側・メス側共用となっている。

接点となる金属端子は、オス側(画像上側)とメス側(画像下側)があり、

それぞれ10ケ組みで販売されている。

金属端子はニッパー等で切り離して使用。

接続するリード線の被覆を3mm程度剥いて、金具に圧着。

本来は、QI端子専用の圧着工具を使用する様だが、

今回は工場にあった少し大きめの圧着工具を使用した。

まず、被覆を剥いた接触部分を圧着。

圧着工具がQI端子専用ではないため、圧着のコツをつかむのに苦労した。

実際、うまく圧着できるまで、10ケ以上の金具を無駄にしてしまった。

リード線の被覆部分も圧着して、しっかり固定。

画像はメス側の金属端子。

同様に、オス側も圧着。

圧着した端子をソケットに挿入。

四角い窓から金属端子の四角い部分が見えるまで、しっかりと差し込む。

メス側も奥までシッカリと差し込む。

オス側とメス側を接続。

しかし、ホールド感が弱く抜けやすい。少々不安である。

そこで、メス側金具のホールド部分にオス側金具が少しでも深く入る様、

ソケットを加工する事にした。

加工前のソケットの全長は、14mm。

ソケットには、接続方法を示す3角形のマークがあり、

マーク側を削って短く加工してみた。

オス側は0.5mmほど削り、13.5mmに。

オス側は、これ以上削ると金具が、すっぽ抜けてしまった。

メス側は、2.5mmほど削り11.5mmに。

上側が加工なしで、下側が短く加工した物。

加工する事で、深く挿入でき、ホールド感がアップし、抜けやすは少し緩和された。

ロックできれば安心なのだが、ロックするには少し工夫する必要がありそうだ。

試してみたい方は、あくまでも自己責任でお願い致します。