LED指板加工
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sef662617a094ec9f/image/if5409f01d489fcff/version/1670112445/image.jpg)
指板材はマダガスカルローズ。
LED搭載且つ、フレットギミック付き。
今回は、指板とネック本体を接着・グリップ加工後に
指板Rを仕上げ、最後にフレットを打ち付ける。
この順で加工すると指板の精度が格段に上がる。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sef662617a094ec9f/image/i45849b8157f1ba4d/version/1670112466/image.jpg)
直径3mmのLEDを指板に埋め込むのだが、
一旦、直径6mmの透明アクリルをポジションマークの位置に埋め込み、
その中央に3mmの穴を開ける。
プロトタイプでは黒の6mmポジションマークを埋め込み、
その中央に3mmのLEDを仕込んだのだが、LEDの光が広角に広がってくれなかった。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sef662617a094ec9f/image/ie1cc5299771fac75/version/1670112487/image.jpg)
指板Rは最終的に円錐形に仕上げるのだが、
仕上げ代を確保し、フレット部分だけ仮に円錐形に加工。
この辺りは3DCADとNCマシーンの得意とするところ。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sef662617a094ec9f/image/ic34b36fc777e21a8/version/1670112508/image.jpg)
次にフレット溝を加工。
フレットはジャンボフレットを使用するので0.7mm幅の溝を加工。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sef662617a094ec9f/image/i0894b11d8ab25c30/version/1670112577/image.jpg)
指板の裏面に配線用の溝を加工。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sef662617a094ec9f/image/i706b6c0ce6ef22c7/version/1670112632/image.jpg)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sef662617a094ec9f/image/i67a68575c8b682a7/version/1670112603/image.jpg)
各フレット溝に裏側から配線用の穴を開ける。
これで指板接着前のNC加工は終了。