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スイッチャー製作 9

ノイズ処理ペダル

今回製作のスイッチャーは、バッファーを内蔵していない。

そのため、ギターをスイッチャーのINにダイレクトに接続し、

スイッチャーのOUTをアンプの INPUTに接続すると、

ハイゲインセッティング時に発信音が出てしまう。

そこで、ギターとスイッチャーの間にノイズ処理ペダルを接続することに。

まずは、ISP G stringⅡを接続。

G StringⅡ本来の接続方法は、

G StringⅡのGuitarOUTとアンプのインプットの間に歪ペダルを入れ、

アンプのセンド・リターンにG StringⅡのDecIN・DecOUTを接続するのだが、

今回、ボード内で接続を完了したいので、GuitarOUTをスイッチャーのIN、

スイッチャーのOUTをDecINに接続してみた。

残念ながら、この接続方法では、G StringⅡ本来の性能が発揮されず、

Thresholdを上げればノイズは除去できるが、減衰時が不自然になってしまう

G StringⅡはマニュアルの表記通りに、アンプのセンド・リターンを使用すれば、

間違いなく最強のノイズリダクションだが、

それ以外の接続方法だと、宝の持ち腐れとなる様だ。

次は、BOSS NS-2を接続。

NS-2のSENDをスイッチャーのIN、

スイッチャーのOUTをNS-2のRETURNに接続。

バッファーを内蔵しているため、NS-2がオフの状態で、

BE-ODのゲインをフルアップしても発信音が出ず、ノイズも気にならない。

しばらくの間は、NS-2をオフのままで接続し、使用することに。

やはり、歪系ペダルを使用してボードを組む際、バッファーの効果は絶大の様だ。

いずれ、時間に余裕ができれば、

スイッチャーにバッファーを内蔵する改良を施したい。