ノイズ処理ペダル
今回製作のスイッチャーは、バッファーを内蔵していない。
そのため、ギターをスイッチャーのINにダイレクトに接続し、
スイッチャーのOUTをアンプの INPUTに接続すると、
ハイゲインセッティング時に発信音が出てしまう。
そこで、ギターとスイッチャーの間にノイズ処理ペダルを接続することに。
まずは、ISP G stringⅡを接続。
G StringⅡ本来の接続方法は、
G StringⅡのGuitarOUTとアンプのインプットの間に歪ペダルを入れ、
アンプのセンド・リターンにG StringⅡのDecIN・DecOUTを接続するのだが、
今回、ボード内で接続を完了したいので、GuitarOUTをスイッチャーのIN、
スイッチャーのOUTをDecINに接続してみた。
残念ながら、この接続方法では、G StringⅡ本来の性能が発揮されず、
Thresholdを上げればノイズは除去できるが、減衰時が不自然になってしまう。
G StringⅡはマニュアルの表記通りに、アンプのセンド・リターンを使用すれば、
間違いなく最強のノイズリダクションだが、
それ以外の接続方法だと、宝の持ち腐れとなる様だ。
次は、BOSS NS-2を接続。
NS-2のSENDをスイッチャーのIN、
スイッチャーのOUTをNS-2のRETURNに接続。
バッファーを内蔵しているため、NS-2がオフの状態で、
BE-ODのゲインをフルアップしても発信音が出ず、ノイズも気にならない。
しばらくの間は、NS-2をオフのままで接続し、使用することに。
やはり、歪系ペダルを使用してボードを組む際、バッファーの効果は絶大の様だ。
いずれ、時間に余裕ができれば、
スイッチャーにバッファーを内蔵する改良を施したい。