メタリック等、特殊なカラーを塗装する場合、
必ずテスト塗装を行うのだが、ご覧の様な金属製のスプーンを使用している。
キャンディ塗装の場合、クリアカラーと数色のステインを混色するので、
テスト塗装は必須である。
しかし、スプーンでは小さすぎて、実際の仕上がりと乖離することがある。
そこで、塗装テスト用ピースとして縮尺2分の1サイズのボディを製作することにした。
使用する材は、ネック用ハードメイプルの端材。
大きな節が入っており、本来なら捨ててしまうのだが、
資源は有効活用したい。
板厚は50mmあったので、
バンドソーで24mmほどに挽き割り。
テストピース用材が、4枚準備できた。
テスト用ピースといえども、やはりNC加工。
裏面から加工。
縮尺が2分の1なので、加工時間は短時間で済む。
塗装テスト用なので、各部の加工寸法精度は追い込んでいない。
画像だけ見ると縮尺2分に1には見えない。
原寸のボディと並べてみると、サイズがよくわかる。
縮尺2分の1なので、単純に表面積4分の1、体積8分の1。
早速、テスト塗装に利用したい。