Blender 9 2Hダイレクトマウント

当方で製作しているギターのハムバッカーのマウント方法は、
上の図の様に基本的にエスカッションマウントにしている。
しかし、お客様より、ダイレクトマウントの要望があり、
3DCADデータとBlennderのデータを作っておく事にした。

SD社タイプのハム用のダイレクトマウントキャビティ。
リアはトレムバッカーサイズ。
上の図はバック材のモデリング。

トップ部分も同様にモデリング。

トップ部とバック部を合体すると、ご覧の様になる。

ついでにD社のピックアップレッグの形状に対応するモデリングも作成。

3DCADで作成したモデリングデータをSTL形式に変換して、
Blenderで読み込む。
バック部はグリーンの塗りつぶしにした。
問題はトップ部分のメイプルのマッピングだ。

以前紹介した方法で、メイプル材を撮影し、
画像編集ソフトでグリーン色に着色。

BlenderのUV編集で、トップ部分にグリーンのメイプルを貼り込む。


ご覧の様に、トップ部分にだけメイプルの杢が貼り込めた。

同様の手法で、ヘッドトップにもメイプルを貼り込む。

バックはこんな感じ。

ネックはメイプル貼り指板。アバロンドットインレイ。
ロック式トレモロはクローム。

エルボー部は5mmメイプルドロップトップ。


ジャックはサイドに配置。
現在、ストラトタイプしかBlenderデータができていないが、
他の機種も、Blenderでプレゼンテーションできる様に準備しておきたい。