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キルトSSHギター製作 39

ネックポケット部処理

ネックポケット部のマスキングテープを剥がす。

今回は、ウレタン塗装なので、

トップコートが剥離しない様、慎重に作業。

ポケットの底部分のテープを除去。

エッジ部分に塗料が残っているので、

デザインナイフで丁寧に削り取る。

この辺りの作業は、後日公開予定の動画にも収録している。

ボディトップ側のマスキングテープは、

ナイフをテープの下に潜り込ませ、スライドさせる様に除去。

残った最後のテープを剥がす。

この部分は万一塗装を剥離させても、

ネックエンド22Fのせり出し部分で隠れる場所なので安心して作業できる。

綺麗に、マスキングテープを除去できた。

問題は、ネックとボディのフィッティング。

通常の艶あり仕上げの場合は、

ネックエンド部分を水研ぎして、若干、サイズ調整ができるのだが、

艶消し吹きっぱなし仕上げの場合は、研ぎ出しできない。

研ぎ出しすると、その部分の艶消し具合が他の部分と違ってしまい、

見栄えが悪くなる。

慎重に、ネックを押し込む。

やや硬めのハメ合いだが、底まで入った。

最悪、ネックポケットを僅かに広げる事も想定していたが、

難所を乗り越え、一安心。