リペア・フレット交換 3

フレットを打ち込んでいくのだが、

まず、打ち込むフレット位置の指板幅をノギスで計測。

新たに打ち込むフレットのスタッドが、

抜いたフレットのスタッドの痕跡と一致しないように、

ズラして位置取りしてやる。

フレットの端面をグラインダーで綺麗に削る。

フレットタンニッパーでタンを2〜3mm切り欠く。

グラインダーで大まかに、フレットエッジの角を落とす。

ボール状に仕上げてやる。

コンパウンドをかけて磨き込む。

ノギスで計測した寸法に仕上げたフレットを打ち込む。

指板幅に合わせてフレット長さが仕上がっているので、

位置がずれないように慎重に打ち込む。

フレットプレスを使うより、ハンマーの方が位置ずれせずに打ち込める。

打ち込み不良がないか、

ヘッド側からとネックエンド側からよく観察・チェックしてやる。

スコヤでのチェックも忘れずに行う。

フレットの打ち込みは完了。

次はすり合わせ。