ローズネック・ストラトタイプ製作 1 

製材

ローズウッドネックのストラトタイプをオーダーいただき、製作をスタート。

以前のブログと同様の作業ではあるが、新たな試みを1つ入れることにした。

上の画像は以前のブログで製作したもので、貼り指板。

ネック本体と指板はどちらもローズウッドだが、共木ではない。

よって、ネック本体と指板の境目がはっきりとわかる。

ワンピースネックなら指板を貼らないので境目がない。

今回は、貼り指板でありながら、共木を使うことにより、

ワンピースネックの様な外観にしてみようと思う。

ローズウッドをネックの形状に大まかにカット。

上下面を平出しする。この時点で材の厚さは31mmほど。

材をバンドソーでカットし、ネック本体と指板部分に切り分ける。

バンドソーのノコ刃の痕を綺麗に消す。

上が指板部、下がネック本体。

切り分けた指板材とネック材を合わせて計測すると28.6mmだった。

切断と研削で2.5mmほどが消失。

うまく工作すれば、接着面はわかるかもしれないが、

ワンピースネックの様な外観になるはず。