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24フレットギター試作 5

ヒールカット部作図入力

ヒールカット部分を3D作図する。

このタイプのボディの作図作業では、最も時間と手間がかかる。

多くのコマンドを駆使して、できる限り滑らかで美しい面を作ってやる。

最初に、ヒールカットを施したい部分にラインを入れてやる。

結合されているモデリングを一度分解し、

ラインに沿ってヒールカット部の面を切り取る。

その後、ヒールカット部の骨組みとなるラインを描きこむ。

描きこんだ骨組みを利用して、サーフェイス(面)を作成し、結合する。

骨組みのラインを幾度も描きなおし、

面の作成も様々なサーフェイス作成コマンドを試して、

出来るだけ滑らかな面を作るようにする。

サーフェイス解析ツールを使い、作成したモデリング表面が、

実際に滑らかな面になっているか確認する。

この程度まで作り込めば、NC加工後のサンディングも短時間で済む。