ボディトップ3DCAD
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sef662617a094ec9f/image/i00d97752763d4d59/version/1576889010/image.jpg)
上の画像は、99年製HC59レスポールを様々な方法で計測し、3D図面化したもの。
今回の製作にあたり、ボディトップの形状を修正する事にした。
1.ピックアップ、ブリッジ部分(ボディ頂点部分)の平面化
2.ボディエッジから20mm程内側のえぐれた部分を深くし強調する。
この2点を中心に3D図形を慎重にエディットする。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sef662617a094ec9f/image/i117e319f595d109a/version/1576904856/image.jpg)
手持ちの写真集とネットで集めた画像を参考に、少しずつ修正していく。
この本は塗装の際にも大いに活用している。
かなり汚れてしまったので、新たに買い直したいと思っている。手に入ればだが。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sef662617a094ec9f/image/i76f004111c5a1da2/version/1576893107/image.jpg)
最初のテストカット。
ピックアップ両サイドが、えぐりこみ過ぎになり、また、頂点部がフラットすぎた。
どちらかと言えば、PRSに近くなってしまっている。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sef662617a094ec9f/image/idd12aa20b22efaaa/version/1576894272/image.jpg)
4回の修正とテストカットを繰り返した。
頂点部に僅かに丸みを付け、エッジから滑らかに繋がる曲面にした。
また3D図面も修正しやすい様に少しシンプルにした。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sef662617a094ec9f/image/ib0b2878af8420b34/version/1576896101/image.jpg)
最終テストカット。
遠目で見ると99HC59とあまり変わらない様に見えるが、
エッジ部のえぐり込みと、頂点部は良くなった様に思う。
3Dデータをここまで追い込んでおくと、仕上げの整形が、かなり楽になる。